こんにちは、メディカルアプリナビゲーターのたかくん(@MedicalAppNavi)です。
「褒めて伸びるタイプ」なんてよく言われますよね。
ぼくは「怒られて伸びるタイプ」だと自負してきましたが、どうやら違ったようです、というかそんなタイプいないんじゃないかと思います。
だって褒められて嬉しくない人なんていないですよね。
「褒める=花に水をあげる」ようなものなので、褒めないと成長しないと思います。
叱られると反省はしますが、褒められたときほどの伸びしろはないんじゃないでしょうか?
なんとなく実体験からそんな印象をもってます。
そんな考えなので「褒める方が人は伸びる!」
基本的にそう思って人と接してきました。
ただ、「褒め方」って学ぶ機会がないんですよね。
そう思って、「褒め方」についての本を読んでみると、非常に学びが多かったので紹介します。
それが「あたりまえだけどなかなかできない ほめ方のルール 」という本。
褒め方の考え方だけでなく具体例が載っていてわかりやすいので「褒め方の入門書かつ実用書」ともいえる一冊です。
褒め方のルール
褒めるときの心構え
価値観の違いを受け止める
人を褒めるには、まずその人の価値観や想いそのものをキャッチする必要がある
褒めるには、大前提として価値観の違いを受け止められるか?というこがあります。もし、これができなければ褒めることは難しいですね。
勝ち負けの意識を捨てよう
ライバル意識が湧いてきたら、まず相手のいいところに焦点を当て、にっこり微笑みながら褒めてみる
負けず嫌いの意識は大事ですが、相手のいいところを探すのも重要。負けたくない!と思ったらこれを思い出しましょう。
褒められたら「ありがとう」
褒められたら、まずはしっかり受け止める
それが褒め上手になるための第一歩
褒められたときにあなたはどんな反応をしていますか?
「いやいやいや…」と否定しがちではないでしょうか?
ぼくはやりがちでしたが、それは相手をも否定していることになる、とこの本で気付きました。せっかくいいところを見つけて褒めてくれているのであれば、感謝の言葉を述べる、これができれば「褒め上手」へ一歩近づきます。
具体的な褒め方とは?
ここからは褒め方の具体例を紹介していきます。
人柄と影響力を褒める
例:「明るいですね」「キミがいると場が明るくなるね」
声や話し方を褒める
例:「パワフルですね」「声に説得力がありますね」「話が上手ですね」
立ち居振る舞いを褒める
例:「姿勢がいいですね」「いつも動きが優雅だなと思ってました」
外見やイメージを褒める
例:「さわやかですね」「おしゃれですね」「○○そうに見える」
未来を褒める
例:「キミの活躍に期待してるよ」「リーダーになるのを楽しみにしてるよ」
目上の人を褒める
例:「どうすれば○○さんのようになれますか?」
褒め方のテクニック
本人のいないところで褒める
第三者へ紹介しながら褒める
「iメッセージ」で褒める
「私は~だと思った」
プラスのレッテルを貼る
「望ましいレッテル」を貼ることで、その人に望ましい行動をさせることができる
「あなたは○○だ」と断定するのがコツ
お手洗いに張ってある「いつもキレイにお使い頂き、ありがとうございます」はそういう効果がある
レッテル法といって子育てにも大いに役立つ考え方です。
実際ぼくは、いいレッテルを貼られてきたのでそうならなきゃという思いをもってました。ただし、悪いレッテルは貼らないように気をつけましょう。
叱り方のポイント
褒めるとは逆の叱り方についても勉強になりました。
「叱る」=「相手への貢献」
叱るとは相手よりも優れているかどうかではなく、あなたがどんな役割を与えられているか
ぼくは叱るのが苦手でしたが、「叱るのは相手のため」そう考えるようになってから気持ちが楽になりました。
叱るときは他人と比較しない
「本人の過去」と比較する
例:「○○はあんなに成果を出しているじゃないか。キミも頑張れ」は×
「3ヶ月前のあの勢いを思い出してがんばれ」は○
人格は否定しない
肯定形で叱ろう
「○○するな」ではなく「○○しよう」という形で
褒め方、叱り方って学ぶ機会がないので、是非この本を読んで実践してみましょう!
きっと今以上に人間関係がうまくいきますよ。
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